東日本大震災の発生後、世界中のフォトジャーナリストが被災地を訪れました。国際的に権威のある「オスカー・バルナック新人賞」を受賞した、マグナム所属のドミニク・ナール、今年度の「POYi賞」を受賞したアダム・ディーンや、NYタイムズなどで活躍する日本人写真家の深田志穂などが現地に入りました。本アプリでは、被災地の現状を世界に発信するという主旨に賛同してくれた8ヵ国14名の著名なフォトジャーナリストたちの写真を収録しており、写真総数は120枚に及びます。写真家が語る「被災者への肉声メッセージ」も同時収録。3/11 Tsunami Photo Project は世界への発信と被災地への支援を目的としたプロジェクトです。
【講談社は受領したアプリの売り上げ全額を日本赤十字社に寄付し、被災者の救済に充てさせていただきます。】
写真家のプロフィール
Shiho Fukada (深田志穂)
人権問題や社会問題をテーマに撮影。現在、ニューヨークから北京に拠点を移して活動している。「ニューヨーク・タイムズ」「タイム」などに写真を発表。日本国籍。
Adam Dean (アダム・ディーン)
77年生まれ。北京を拠点に活動し、写真エージェントのPanos Picturesに所属。「ニューズウィーク」「ローリング・ストーン・マガジン」「タイム」などに写真を発表。英国籍。
James Whitlow Delano (ジェームス・ウィットロー・ディラーノ)
60年生まれ。日本を拠点に中国、ミャンマーなどアジアを中心に活動する。「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」「GEO」「ル・モンド2」などに写真を発表。日本在住17年。米国籍。
Dominic Nahr (ドミニク・ナール)
83年生まれ。写真家集団マグナムの最年少メンバー。「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」専属カメラマンの後、AFP通信に所属し、東ティモールで活動した。「タイム」「ヴァニティ・フェア」などで写真を発表。スイス国籍。
Jean Chung (ジーン・チャン)
70年生まれ。アフガニスタンとアフリカを記録した写真で国際的に評価されている。コンゴ東部でレイプの被害に遭った女性たちを追ったプロジェクトが有名。04年に韓国に戻り、中東やアフリカなどで活動中。韓国籍。
Keith Bedford (キース・ベッドフォード)
米大統領選を2年間取材し、フォトブログ“The Stumping Grounds”を立ち上げた。「ニューヨーク・タイムズ」「シュテルン」「パリマッチ」などで写真を発表。現在、北京に拠点を移して活動中。米国籍。
Paula Bronstein (ポーラ・ブロンスタイン)
98年からアジアに拠点を移し、02年から写真エージェントGetty Imagesに所属。今までにイスラエル、アフガニスタン、カシミールなどの紛争地帯や南アジアの津波被災地を取材。「タイム」「USAトゥデイ」などで写真を発表。米国籍。
そのほかの写真家
David Guttenfelder (デイヴィッド・ガッテンフェルダー), Jake Price (ジェイク・プライス), Pieter Ten Hoopen (ピーター・テン・フーペン), Guillem Valle (ギヨーム・ヴァル), Ryo Kameyama (亀山亮), Giulio Di Sturco (ジュリオ・ディ・ストゥルコ), Ko Sasaki (佐々木康)
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